『本朝陶器攷證』六巻揃　著者:金森得水　発行:林芳兵衛(林文泉堂)専売:青木嵩山堂本店　明治27年 明治27年(1894)に京都の林文泉堂(林芳兵衛)から発行された『本朝陶器攷證』六巻揃です。 紀州藩の伊勢国田丸城の久野家家老の金森得水が安政四年(1857)に著した私家本『本朝陶器攷證』を木版発行したものです。 金森得水は表千家十世吸江斎宗左に従って茶道の奥義を窮め、本著の他に『古今茶話』『習事十三箇条大柴抄付録』などの著書があります。なお本著で中国陶磁については清の朱笠亭の陶説を勧めています。 また楽家十一代慶入とも交遊があり、自ら“長次郎七種”を選び本著五巻に収録しています。 各巻の概略は次のとおりですが、江戸時代後期には発掘品を含め諸国の陶磁器や窯元に関する情報が多く流布していたことがうかがえます。 第一巻国焼・御庭焼　第二巻国焼および雑録 第三巻陶器考・陶器考付録の再録および山越覚書他 第四巻名物茶入一般　 第五巻楽焼一般　第六巻雑録 なお、表紙の絵は著者の挿絵で天武持統陵や武蔵国国分寺跡などから出土した埴輪や瓦、陶器などです。 ■状態■ 表紙に薄い汚れがあります 本紙は発行後130年超と思えない綺麗です。 (写真を参照願います) 古本です。ご理解の上ご検討願います。 ■サイズ■ 縦23×横16×厚7cm(46)　696g ゆうゆうメルカリ便での発送です。 #本#陶磁器 #茶道 #日本 #金森得水 #林芳兵衛 #林文泉堂 #青木嵩山堂本店 #紀州藩 #伊勢国 #田丸 #木版 #表千家 #十世吸江斎宗左 #古今茶話 #習事十三箇条大柴抄付録 #朱笠亭 #陶説 #楽家 #慶入 #長次郎七種 #国焼 #御庭焼 #名物茶入 #楽焼