焼成前のガラスパーツの仮止め用のり。面ではなく点で少量使用し、焼成時には焼け飛びます。 水で薄めることでパートドヴェール技法でも使用できます。 通常多くの接着剤は、仮止めという目的こそ果たせるものの、高温化では綺麗に跡が焼け飛ばず、ガラスという透過性が高い素材においてはその美観を大きく損ねてしまいます。 フュージングのりはガラス技法を想定して製造されており、仮止めする事で焼成段階での地震などが原因による作品のずれを守り、また焼成後の作品の美観を保ちます。 ・瞬間接着ではないため、硬化するまで位置決めの時間的余裕があります。 ・粘度を調整することで、パートドヴェールにも利用できます。 パウダーと混ぜ粘土状にして焼成するパウダーフュージング。 耐火石膏型に部分的に色を充填したい際、パウダー単味では焼成時に粉がずれてしまい、想定していた箇所に色が入らない事がありますが、フュージングのりと混ぜる事で任意に色を置くことが可能です。