「激しい雨の中、一人の盗っ人が八幡さまの軒下に潜んで、通り向いの問屋の様子を窺っていた。その眼の前へ、入れかわり立ちかわり雨やどりに来る人々。そして彼らが寸時、繰り広げる人間模様……。表題作「驟り雨」をはじめ、「贈り物」「遅いしあわせ」など、全10編を収める。」 Google Books 青樹社・昭和５５年２月初版発行の藤沢周平「驟り雨」です。挿画は画風が人気の辰巳一平です。経年のヤケが三方に少しありますが、本文にはシミや汚れ、書きこみ、シールのはがし痕などはありません。 ４３年前のであることをご理解の上、入札の検討をお願いいたします。 ※藤沢周平の以下の作品も出品しています。 秘太刀馬の骨 逆軍の旗 長門守の陰謀　 漆黒の霧の中で 檻車（かんしゃ）墨河を渡る 日暮れ竹河岸 未刊行初期短編 蜜謀（上下） 霜の朝 驟（はしり）り雨 橋ものがたり　 龍を見た男 時雨（しぐれ）みち