昭和時代に、萩市で購入した「小萩人形」です。 ガラスのケースに入っていますが、古いものなので、多少の色褪せがあります。 ケースのサイズ：約横14.5cm×奥行11.5cm×高さ20.0cm ●小萩人形の歴史 小萩人形は、昭和の初め、萩の女性たちの手で作られた5～10cm程度の小さな人形が起源です。第二次世界大戦後は、女性の授産事業としてとりあげられ、40～50人の女性たちが小萩人形の製作に携わりました。萩の代表的な土産物となり、全国各地に販売されるとともに、アメリカへも輸出されるようになりましたが、現在ではほとんど後継者がいない状況です。人形の顔を布で制作するのは、世界中で小萩人形のみだそうで、人形作家辻村ジュサブロー氏の人形づくりの原点にもなっています。